【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】ソーシャルキャピタルを高めるためにできることは?

あっという間に4月です。
折角だからエイプリルフールでおおぼけしてみようかとも思いましたが思いっきりマジネタでいきたいと思います。

私は今の住所にちょうど7年前に引っ越してきました。そして今年はいよいよ自治会の役員になり広報とクリーンリーダーなる役を担当することになりました。早速回覧板と市の広報の配布をやってきました。

職場でもまた私生活でもいろんな変化がおきる4月は、忙しい中にもなんだか新鮮な気持ちになれて個人的には好きです。自治会の役員になって昨年度の役員さんとの引継ぎをしながら、またまたいろんな発見がありました。

今回私がなったクリーンリーダーですが、地域の環境美化活動が中心です。
地域の皆さんが気持ちよく生活を送るために結構いろんなことに取り組んでいることにまずビックリ。そして地域の美化を保つということはその地域の共同体としての質を上げていくことになる。健全な共同体を形成する一つの要素という意味でソーシャルキャピタルだということです。

確かに地域にゴミが散乱していたり、割れた窓ガラスが放置されていたり、公園が荒れていたりするとどんどん治安が悪化したり、いろんな秩序が乱れていきますよね。
もともとはこのソーシャルキャピタルは、「社会資本」とか「社会関係資本」と言われています。もう少し咀嚼すると「関係性の中に存在する資源」「他者から自発的な支援が得られる関係性」と定義されます。誰かが単独で所有しているものではなく、人と人との間にある関係の中に存在するものです。

私が今回このソーシャルキャピタルという言葉に敏感に反応した理由は、昨今人事の世界でもよく耳にする言葉だからです。組織や職場における上司と部下の関係性、部署間の関係性、メンバー間の関係性が悪いと組織内の関係性の中に存在する様々な資源が有効活用できなくなってしまいます。逆に関係性が向上すると下記の様なさまざまな効果が期待できます。

・部門を超えた協働体制が生れる
・ナレッジの共有、活用が促進される
・チーム意識が向上する
・職場の生産性が向上する
・視野が広く、視座が高くなることで働き方、仕事への取り組み方が見直される
・互いの状況を理解し合え、支援し合える
・多様性を受け容れ、活用しやすくなる
・モチベーション向上

こうして考えてみるとMITのダニエルキム教授が提唱した成功循環モデルが思
い出されますね。

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では、ソーシャルキャピタルを高めるためにできることは何でしょうか?

人事的な視点では、戦略的な人事異動やジョブローテーションも効果的です。
他部署を経験することで異なる視点でものを見られるようになりますし、ネットワークも広がります。変な話、私も今回自治会役員になって、視野も広がり、またネットワークも広がりました。

。。。。マネージャーとしてできることは?
上司、部下、他部署と積極的にコミュニケーションをとることではないでしょうか。
特に上司と部下に関しては必要に応じてとるコミュニケーションも大事ですが、パフォーマンスマネジメントの観点からみると日時やテーマを設定して定期的にとることが効果的なようです。まずはこのあたりから始めてみてはいかがでしょうか?

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