2016年 年頭にあたって(代表取締役 松村卓朗)

matsu_seminarあけましておめでとうございます。
本年も、昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、この場を借りて簡単に株式会社ピープルフォーカス・コンサルティングの2015年を振り返り、そして2016年の抱負を述べたいと思います。

昨年は、新たに掲げた3年の中期ビジョン「グローバル組織開発におけるアジアでのリーディングカンパニーになる」の始動の年でした。ビジョンとは、組織の誰かが勝手に掲げるものではなく、ひとりひとりがイメージし、実現に向けて自身の活動と結びつけていくものですから、実現イメージと言葉での表現について社員で何度も話し合いました。少し時間がかかりましたが、このプロセスはとても有意義なものになりました。

中期ビジョンに向かうための取り組みとしては、「グローバル」「ソーシャル」 「クオリティ」という3つの柱に沿って、それぞれ中期計画の具体的な施策を打ち出し、1年目の活動を進めました。

1)グローバル
中期ビジョンでは、アジアにおける「ハブ拠点」と我々が考える地域での活動に特に 力を入れることを決めました。ハブ拠点とは即ち、中国に対する上海、東南アジア(ASEAN)に対するタイ、南アジアに対するスリランカを指します。昨年は、この3つの地域での活動を本格化しました。例えばタイでは、タイ語での組織調査や組織開発セミナーを提供し、現地の日本企業のマネジメントやローカルスタッフの皆さんとのセッションを行いました。

また、グローバルなPA(プロフェッショナル・アソシエイト)の数も順調に増加し、アジアを中心として14か国でファシリテーターのネットワークを拡げることができました。本年度も、アジア各国をまたがった組織開発の活動を効果的にファシリテーションできるよう、引き続き強化を図ります。

2)ソーシャル
中期ビジョンでは、企業の社会的意義と価値を高めるための活動支援により一層力を注いでいくことを決め、「ソーシャル事業部」を新設。「G・E(グローバル・エンゲージメント=地球的課題への思い入れ)」の概念を中心にした活動を進め、 「G・E研修」のプログラムも開発しました。この「G・E」の概念が、近い将来世の中に広く認知されるようになっていて、持続可能な世界とこどもたちの未来に向けて、各企業が本業を通じて様々な取り組みを促進できることを目指し、本年も引き続き力を入れます。

3)クオリティ
「グローバル組織開発におけるアジアでのリーディングカンパニー」として、ふさわしい質のサービスを提供し、ふさわしい質の組織として機能できるよう、プログラムの見直しや、社内の環境整備を進めています。

一例として、昨年はオフィスの拡張を行い、クライアントの皆さんとのワークショップや組織開発の未来を語らいたい人が集う場として活用しました。この場が、いつか「グローバルODの聖地」になることが、我々のビジョンのひとつでもあります。今年もクライアントやパートナーの皆さんが快く集える、さらに素敵な場づくりを心掛けていきたいと思っています。

中期ビジョン・中期計画の2年目である2016年は、1年目の活動を踏まえつつさらに加速していきたいと思います。

PFCのビジョンは、もちろん単に弊社が勝手に掲げたものにすぎないわけですが、我々だけの物ではありません。我々がこうと考える世の中の未来を描いたものであり、すなわち組織開発や人材開発のビジョンでもある。 従って、組織開発や人材開発に携わる皆様にとっても、われわれのビジョンを共有することは有意義と確信していますし、我々自身にとっても、独りよがりではなく皆さんと一緒に未来を作っていくことにこそ意味があると思っています。

今年は、こうしたウェブ等でのオフィシャルな発信に加え、社員ひとりひとりが、ビジョンに関わる内容や活動をお伝えする機会を意識的に増やす所存です。具体的には、皆さんとの直接の対話を通じて、とりわけ、「グローバル」や「ソーシャル」に関して、我々がいま考えていることや未来に向けて取り組んでいることをお伝えし、組織開発や人材開発の将来へのヒントを得ていただきたいと考えています。

本年も皆様と、組織開発・人材開発に関する様々な取り組みをご一緒させてい
ただくことを、心より楽しみにしております。

(株)ピープルフォーカス・コンサルティング 代表取締役 松村卓朗