【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】褒めて認めて動機付け

もうすっかり秋って感じの今日この頃ですが、皆さんお変わりないでしょうか?

今年のシルバーウィークは5連休、さらには9連休を取られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はと言えば、このシルバーウィークは妻の親戚が大勢遊びに来てくれて、とてもにぎやかで楽しい時間を過ごすことができました。ただ人数が14名と多く、寝床の準備から食事の用意に至るまで、妻をサポートしながら大忙しって感じで、皆を見送ったあとはやや放心状態でした。

そんな親戚との触れ合いの中で、またまた発見したことがあります。遊びに来てくれた親戚の中に一歳の男の子がいました。その子と母親のやり取りをみていて気づかされたことがあります。
本当に些細なことですが、お母さんがボールを投げる。その子が拾ってお母さんに届ける。お母さんがニコニコしながら、「すごいね~。ありがとう!」と言って、またボールを投げる。また取りに行って母に届ける。この繰り返しを楽しそうにやっている姿が微笑ましく、また同時に気づかされたことは別にキャンディーやチョコレートがもらえるわけではないけど、楽しそうにボールを拾う子供。この子を動機づけているのは母の笑顔と頭を撫でる動作、あと優しい言葉の響き(多分まだ意味はわかってない)。

認めて欲しい人に認めてもらえたり、褒めて欲しい人に褒めてもらえると嬉しい。別にものをもらわなくても十分動機づけられるってことですよね。これは大人も同じではないでしょうか?
上司、部下でいうなら、この人に認めてもらえたり、褒めてもらえたら嬉しいって思ってもらえるような信頼関係を築くことがそもそも重要ですよね。
そして人は行動した直後に何かメリットがあると、その行動を自発的に繰り返し行おうとする意識が強化される、と言われています。子供をみているとお母さんやお父さんに褒められたことをちゃんと覚えていて、また褒めて欲しくてその行動をしながらアピールにきます。親もその姿をみて「○○ちゃん、いつもちゃんとできててすごいね~」としっかり褒めています。ところがいつの頃からか、面倒に感じたり、そんなの当たり前と思い始めたころから褒めなくなります。そして子供の心が離れていく残念なことになったりしますよね。

大人だってできて当たり前のことでも、きちんと褒めてあげることが大事です。あなたのことをちゃんと関心持って見てますよってことですし、いくつになっても嬉しいものです。そしてその行動を自発的に繰り返すようになり、いい習慣が身についていきます。叱ることも同様で、ダメなことはダメと繰り返し注意することで意識するようになります。それを途中であきらめてしまうことで、なかなか悪い習慣が治らず、残念な結果を繰り返してしまいます。

そして褒めるときも叱るときも以下の3つを意識すると効果的です。
①具体的な行動にフォーカスする
②タイムリーに行う(時間を空けすぎない)
③その行動がもたらす副次効果に触れる

特に褒める行為はお金もかけずに、自発性を高め、人間関係も良くする効果が期待できます。
今日、自分は誰のどんな行動を褒めたか自問自答してみてください。意外と誰も褒めてない自分に気づいたりしませんか。