【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】「難」があるから「有り難い」

読者の皆さま、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
皆さまいろんな思いを抱きながら新年を迎えたことと存じます。
私も昨年末に2015年の抱負を考え「”ありがとう”をたくさん口にする」と決めました。

「ありがとう」という言葉は通常感謝の気持ちを伝えるときによく使われます。
どちらかと言えば誰かに何かをしてもらったとき、いただきものをした時など自分のためになったときによく口にします。これ以外にも”ありがとう”には意味があります。その意味とは、、、、

お釈迦様の教えでは、自分が誰かに何かをするとき、例えば困った人を助けてあげたり、誰かに親切にしたときにも、させてもらえて”ありがとう”というそうです。親切にさせていただく機会をいただけたことで功徳を積むことができ自分も幸せになれたの意味で”ありがとう”と表現するということです。

そしてさらに”ありがとう”にはこんな意味もあります。実は私もあるお坊さんから聞いた話でその意味を知ったのですが、なんと全く同じ話を昨年テレビ番組でやっているのを見て驚いたことがあります。芸人のゴルゴ松本(あの”命”の一文字で有名な芸人です)が少年院の子供達に対して行った講演の内容を紹介した番組です。彼は漢字が凄く好きらしく漢字を上手に使いながら人生において大切なものをわかりやすく紹介していました。その1シーンに”ありがとう”の言葉に関する内容がありました。
だいたいの内容は下記のような内容だったと記憶しています。

人生にはいろんな辛いこと、悲しいこと、やるせないこと起きるよね。それをなんて言う?そう、困難、苦難、災難っていうよね。
皆なにもいろんな”難”が、あったと思う。
でもこの”難”がないことをなんて言う?”無難”ていうよね。無難な人生なんてつまんないぞ!逆に難があるって書いてなんて言う?
”有難し”ありがたし。そう、つまり”ありがとう”って言葉はここから来てる。
いろんな”難”があることで人は強くなるし、成長できるってこと。そこから逃げないで”難”さえも”ありがとう”の感謝の気持ちで受け容れることで”難”を乗り越えたり、終わらせたりすることができる。そしてその”難”は乗り越えられる人のところにやってくる。

少年院の子供達も彼の講演を熱心にメモをとりながら聴いていましたが、私も実はメモをとりながら、かつてのお坊さんから聴いたころのことを思い出していました。

人生で起きるすべてのことは”神様がくれたギフト”なんですね。
ありがたく受け容れ、今年も”ありがとう”をたくさん口にしながら自分らしく自然体で生きていきたいと思います。