【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】2014ASTD参加中

 

taoka_newこんにちは、ジャンゴです。 
今、私はワシントンDCで開催されているASTD(American Society for Training& Development)に、「ジャンゴと行くASTD2014」のツアー仲間と一緒に参加しています。
会期は5月4日~7日で、世界中から9000人以上の方が参加しているようです。 
今日は大会2日目で、朝8時から基調講演がありました。今回はその基調講演の内容をご紹介したいと思います。

ASTD(American Society for Training & Development) がATD(Association for Talent Development)に名称変更を行うことが、ワシントンで行われている世界大会中のセッション中に発表されました。
http://www.astdnews.org/

本日の基調講演のスピーカーは、アリアナ・ハフィントン(Arianna Huffington)。 
ギリシャ系アメリカ人の作家であり、コラムニスト。リベラル系ニュースサイト『ハフィントン・ポスト』の創設者として有名です。 
2009年には、フォーブズ誌による「メディア界で最も影響力のある女性」の12位に選出されている方です。 

ASTDの命題でもある「組織におけるイノベーションや変革をいかに起こしていくか」について、彼女らしい切り口で、変革を推し進めるには何が一番大切なのかを幸せな人生と紐づけて語ってくれました。 

彼女はハフィントン・ポストの創設時に顎の骨を折る大きな怪我をして入院した時に、ゆっくりと考える時間を持つことができたようで、そこでの気づきが彼女の人生を大きく変えていったようです。 
その時彼女が考えたことが「いい人生ってなんだ?成功ってなんだ?」ってことだそうです。

お金と力って言うけどホントにそうか?何か足りない。彼女はその幸せな人生、成功を補う要素として4つのポイントをあげて説明していきました。 

1)健康であること 
今の時代は寸暇を惜しんで身を粉にして働くこと、それを犠牲にして幸せを勝ち取ると思い込んでる節がある。少しの時間でもいいから瞑想してみるといい。そうするとよく今の自分の状況が見えてくる。そして変化を予測することができる。自分の健康を管理し、正しい判断をできるようになることが大事。デューク大学の調査では、健康管理ができていれば、生産性もクリエイティビティーも60%あがるとのこと。 

2)知恵(Wisdom) 
「知恵」とは、知識があるとかIQが高いということではない。危険が近づいてきていることに気づく。世界の変化に気づくこと。 
彼女曰く
「1日の終わりに全てのデバイスの電源を切りなさい。デジタルから離れ
なさい。デジタルに頼りすぎると直観力が養われません。スマホが近くにあるとチェックしたくなる。いったん起きて脳が覚醒すると眠れなくなる。睡眠不足やストレスの問題につながってしまう」
朝は少しの時間でいいので、深呼吸して自分の今日のプライオリティを決めなさい。世界のために自分は今日何を達成したいのかを考えなさい。

3)なぜを考える(Wonder) 
全てのことに目的がある。なぜだろうと考えることが大事。大きな意味での目的を確認することが大事。本質を理解するとブレがなくなり、効率も良くなるし、自分が納得して動けるようになる。 

4)与えること(Giving) 
与えることで自分も幸せになれる。幸福への近道。 
「私も自社の新聞を通してGood Newsを伝えている。今のマスコミはこの情報提供が不足している。Good Newsはどんどん紹介した方が世の中が明るくなる」

以上のような内容でした。彼女の講演を聞いて私が思ったことは、皆が目先のことにとらわれ過ぎて本当に大切なことに気づいてないことが問題なのかなって印象を持ちました。 
変革変革っていうけれど、まずは十分に休養もとりながら、気持ちに余裕をもってよく周りをみること。 
そして変革の方向性を定めること。 
各個人も組織のリーダーも、自身の健康管理と変革の進捗管理をやることが大切だというメッセージとして受け取りました。 

ASTDはまだまだ続きます。続編も次回以降でご紹介していきます。楽しみにしていてください。