【ジャンゴのちょっといい話:田岡純一】絵本から学ぶリーダーシップ

今回は最近読んだ本の感想を紹介したいと思います。
本と言っても実は絵本です。タイトルは「半日村」。

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あらすじは:

前に高い山があるせいで半日しかその村には日が当たりません。そのせいで田畑も痩せ、いい作物がとれません。
人までも痩せ元気がありません。ある日両親が「その高い山さえなかったらなぁ~」と相談をしているのを聞いた息子の一平は、次の日からその山の頂上まで登っては土を袋にいれて湖に投げいれ始めます。近所の子供たちは最初は一平がおかしなことを始めたぞと笑っていました。しかし来る日も来る日もそれを繰り返す姿をみて、やりたくなった子供たちが一人、二人と増えていきやがては村中の子供たちがやりだします。
いっぽう大人たちはというと、子供たちのやってる様子を見て、土台無理なことと嘲笑っていました。でもそのうちにもっとこの道具を使ったらいいぞ、土の掘り方はこうするといい、運び方はこうするといいとアイディアを出す大人が増えてきます。

また、子供たちだけには任せておけないと仕事の合間に一緒にやってくれる大人が増えてきます。そのうち大人たちも、皆がやってるなら自分もやらなきゃと手伝いはじめ、最後には村中の人が手伝いだし、その後何年もかかったものの、半日村に一日中、日が当たるようになり、いつしかその村は一日村と呼ばれるようになりました。

こんなお話しです。大火を消すハチドリの話に似たお話しですが、日本の絵本にもこんな素敵な話をあることを見つけたのでつい紹介したくなりました。

一平の心を動かした両親の会話。そして一平の行動には素晴らしい「BE」がありますよね。

自分の生まれた村を日の当たる村にしたい。両親や村の人の役に立ちたい。
そしてまずは今自分ができることを見つけて行動を起こす。

情熱をもって日々頑張る姿に共感したフォロアーが現れる。するとさらに活動が活性化し、皆が様々な形で貢献を始めていく。

この本からの学びとして:
・仲間の共感が得られる「志:BE」をもつこと。
・まずは今の立場で自分ができることを始める。
・率先垂範することで、フォロアーが増える。
・各自の強みを活かす、知恵、力、道具様々なリソースを活用する。

リーダーとして大いに参考になる要素がたくさん詰まった絵本でした。

8月8日の元気会では、さらに絵本を活用した組織開発をテーマに、私の友人であり、絵本セラピストでもある北條久美子さんにお越しいただき楽しいセッションをやっていただく予定です。ご興味のある方は是非元気会にもお越しください。