レポート:企業活動を通じて社会を変革する「B to S・ソーシャルファシリテーター育成講座」

2012年11月24日、企業活動を通じて社会を変革する「B to S・ソーシャルファシリテーター育成講座」が開催されました。

B to S・ソーシャルファシリテーターの「B to S」は「Business to Society」を指し、B to S(ビートス)ファシリテーターは「企業活動を通じて社会を変革する」ことを志すファシリテーターを意味します。

当日は、今の自分の仕事や自社ビジネスを通じて社会の問題解決に貢献する方法を考え、またそのための具体的なフレームワークや、そうしたフレームワークを用いてのファシリテーションを下記のような流れで行って行きました。
ー課題の抽出
ーどんな社会を実現したいか
ーどうすれば実現・解決できるか
ー自分たちの会社は何の為に存在しているのか
ー社会貢献の観点から、自社の強み弱みを考える
ー「社会」「会社」「個人」のコンフリクトを解消するロールプレイ

「人と社会と食をつなげる」をキーワードに、ひとりひとりの意識を変えるべく「食とのふれあいプログラム」を特に共働きの家族に体験してもらう為に、他社とつながりながら平日にそういうプログラムを実施する、と言うようなアイデアが生まれたグループもあれば、

「労働環境」のグループでは「会社の観点だけから労働についてを考えると、個人はモチベーションが下がってしまうので、社会として取り組んではどうか。」
そのための具体的な一案として、「個人の履歴書やベストパフォーマーのデータベースを産学官連携して作る」「大学のキャリアカウンセラーを教育するシステムを作る」等も、活発に議論されていました。

また、具体的なアイデア以外にも、「社内でビジネスやりたい人と貢献意欲が高い人と対立しがちなので、そこをちゃんと見て行くことが大事」というように、社内の仕組みについての意見が出たグループも。社内での社会貢献の機運を作って行く事、ファシリテーションして行くことも、大切な取り組みですよね。

それから、「国家・民族対立」のグループでは「対立している同士でビジネスをやることで、関係性を解きほぐし、さらには物質的・経済的にも余裕を生み出し、状況の打開に寄与する」というコメントがあり、これはまさにPFCが先日開催したセミナー「日中新時代の創造:今、人と組織のマネジメントに求められること」のコンセプトにもつながる考え方で、ちょっと胸が熱くなりました。

私たちが、社会をよくするためにできる事はまだまだたくさんあります。
「社会貢献」というとグラミンバンクであるとかユニクロであるとか、大きな事業を思い浮かべがちですが、まずは私たちひとりひとりが「自分の今の仕事を通じて社会問題を解決しよう」という意識を少しでも持つ事が、社会を変えるビジネスを生み出す第一歩になるのだと思います。PFCではこれからもこの課題に取り組んで行きます。

※社内でのこのようなワークショップの実施に興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。