【田岡純一】ジャンゴのちょっといい話~自己成長を促進できる人の特長のひとつ、それは思い通りにいかなかったときの思考習慣にあった

今回はある大手メーカーのマネジメント研修実施後に開催されたフォローアップセッションでの受講生との会話からの気づきを紹介したいと思います。

研修後に素晴らしい成果を挙げて、事例発表してくれたメンバーといまだにこれといった成果が獲得できずに悩んでいるメンバーとのやりとりからの気づきです。

研修の最後に全員アクションプランを作成してもらい、各自取り組んでいただきました。

フォローアップセッションでの発表は下記の4つ

  1. 実際に取り組んだこと
  2. うまくいったこととその成功要因
  3. 失敗したこととその原因
  4. 次に向けての取り組みプラン

セッション後に開催された懇親会でも話題はうまくいかず困っていることにフォーカスがあたり、悩み事相談のような状況になっていました。私は熱く意見交換する彼らを見守る立ち位置でおりました。

すると成果を挙げたメンバーと獲得できなかったメンバーのある思考の違いに気づきました。

その違いとは....

アクションプランを遂行しようとすると大なり小なりトラブルや障害が発生するものですがその際の捉え方に大きな違いがあったのです。

成果を挙げることができず悩んでいたメンバーは、思うようにことが運ばなかった原因を自分以外、つまり外にありと捉える傾向が強いことです。上司や部下あるいは顧客や取引先を非難しはじめ、相手に問題ありと考え相手の思考や行動変化を求めている印象があります。

一方成果を挙げたメンバー達は、「確かに相手の問題もあるかもしれないが、まず自分達が

何ができるかを考えて、どんどん手を打ってみたらどう?」っといったアドバイスをしながら自分達がとった行動を紹介していたのです。


よく言われることですが、何か問題が発生した時に人は次の2つの選択肢のいずれかを選ぶ。
一つは相手に原因ありと考えること、そしてもう一つは自分の行動を見つめ直すこと。

相手に原因ありと考える選択は、選択自体は安易にできますが、結果的に相手の思考や行動を変えなければならず、決して容易なことではありません。一方、自分の行動を見つめ直すという選択は勇気のいる選択です。しかし変えるのは自分の思考や行動なので、自分で意思決定できます。

しかも結果として成長につながる大きな気づきや学びを得る可能性が高まります。
まさしく今回成果を獲得し、成長実感を味わったメンバー達の言葉や行動にはこの話を裏付ける確かな内容がありました。

以前このコーナーで紹介した自分が源泉の考え方ですね。

いくつになっても、またどんな立場になっても謙虚さを失わず自分を振り返る姿勢を持ち続けたいものです。