【田岡純一】ジャンゴのちょっといい話~指示待ち集団から考えて行動できるチームへ

小売りの店長さん達を集めたチームビルディング研修中での事例をご紹介したいと思います。
チームビルディング研修の中で、いかに好業績を生み出すチームを創りあげていくのかを中心に意見交換をする中、まずは現状の問題点をあげてもらいました。
すると
・スタッフが指示待ちで、主体的に動こうとしない
・指示したことすら守れない
・スタッフを育成する時間がない
・皆の協力が得られない
・本業以外の業務を急に依頼されることが多く、その対応に振り回される
等々、多くの意見がでてきました。
そこで私の体験談を紹介させていただきました。
私は以前営業のエリアマネージャーとして7人の店長を担当しながら仕事をしていたことがあります。その時好業績をあげている店長と業績不振の店長の言動には、ある共通する大きな差があることに気づきました。

業績不振店舗に見られる会話例:
店長:「昨日の売上はどうだった?新商品は何個売れた?」
スタッフ:「え~、詳しくは覚えていません。あまり売れてなかったような...」
店長:「なんでそんなこともすぐに答えられないんだ!売る気あんのか!そんなことだからダメなんだよ!」
スタッフ:「は~、すいません...」
好業績店舗に見られる会話例:
スタッフ:「店長、昨日は販売目標達成しました。」
店長:「そうか、お疲れ様。君の提案によってお客様のキャッチ率が上がったようだね。ありがとう!」
スタッフ:「皆からもさらにいいアイディアをもらったので、今日はさらに工夫を加えてみました。今日の販売結果が楽しみです。」
店長:「そうか。どんな工夫をしたかもう少しく詳しく教えてくれないか?」
さて、この差はどうしてうまれるのでしょうか?
要因はいくつか考えられますが、ひとつの皆さんにご紹介したいことは好業績を上げている店長は、店舗スタッフを店舗経営に参画させていることです。具体的は忙しくても店内ミーティングを開いて販売促進キャンペーンの説明や新商品の説明を実施し、その後メンバーからの質問を受けたり、販促のためのアイディア交換の時間を取っています。また極力自分の発言は控え、スタッフの意見を聞き、そのアイディアを採用することに努めています。こうすることによって店舗スタッフは意見を述べ、お店の経営に参画する機会を得ているわけです。人から言われてやるのと違い、自分が提案したアイディアの効果は気になります。結果として売上や販売状況に意識が向くようになります。
一人の優秀な人間によって牽引されている組織は、そのリーダーが不在になると突然機能停止の状態になりがちです。本当に強いチームは、メンバー一人ひとりが考え、行動することが日々実践されています。
メンバーとどう向き合い、関わっていくのか?このちょっとした関わり方の工夫が組織を指示待ち集団から、全員が考え行動できる主体的なチームへと変えていくことに役立ちます。
スタッフを責める前に、スタッフとの関わり方を見直してみてはいかがでしょうか?
これも以前ご紹介した「自分が源泉」ってことですね。

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