目指せグローバル才女!薫子の「飛んだ人生」- 多くの外国人が「素晴らしい!」と感心する日本人の国民性とは

皆さん、こんにちは。薫子です。
先日、スペイン人の友人宅に招かれました。彼女は日本に数年間住んでいたことがあります。日本での生活でいちばん印象に残ったことは何?と聞いてみたら、
「日本では誰もが自分の仕事に誇りを持ってきちんとやり遂げること。バスの運転手もレストランのウェイターも、トイレを掃除する人も、自分に与えられた仕事を、細部まで気を配ってきちんとこなす。こういった文化はスペインやアメリカでは見られない」
アメリカでの生活は8年を超えましたが、私が日本を恋しく思うことの一つが、まさに彼女が言ったこと、つまり、社会のあらゆる階層で見られるサービスレベルの高さです。
アメリカでも一流のホテルやレストランで高いお金を支払えば、高いサービスを受けることができますが、そうでない場合はひどいものです。バスや地下鉄は遅れるのが当たり前、時刻表はあってないようなものです。先週バスターミナルでバスを待っていましたが、なかなか来ません。寒い風の中、10人近くが震えながらバスを待っていたら、ようやくバスが15分遅れで到着しました。当然すぐにバスに乗せてくれて、お詫びの一言くらいあるものだと思っていたら、バスの運転手はタバコを手にバスを降り、休憩室に消えていきました。バスが遅れたのは交通渋滞のせいであり、私の責任ではない。私には15分間休憩を取る権利があるのだから、どんな状態であっても15分間休憩する、ということらしいです。待っていた乗客の何人かは待ちくたびれてタクシーを拾いに行きました。
日本だったらこんなことはあり得ないのではないかと思います。少なくとも私は経験したことがありません。アメリカではこういうことが日常茶飯事に起こります。アメリカ生活8年の中で、自分の仕事に誇りを持って、可能な限り高い質のサービスを提供しようという姿勢のバス運転手には一人も出会ったことがありません。そして、これはバスだけに限りません。要は、アメリカでは、「高いサービスを受けたければお金を払え」ということなのです。(アメリカのホテルでボーイさんが荷物を部屋まで持ってきてくれたら、彼らはチップを受け取るまで部屋から出ません。)
アメリカに来た当初は「高いサービスを受けたければお金を払え」という考え方が理解できず、日本と比較して圧倒的に低いサービスレベルに憤っておりました。ただ、次第に「アメリカを始めとする多くの国ではこの程度のサービスレベルが普通であり、日本のサービスレベルが他の国と比較して際立って高い」ということに気付くようになりました。バスや電車は時刻どおりに来るのが当たり前(数分でも遅れたら謝罪のアナウンスが流れる)、駅のトイレは綺麗に掃除されているのが当たり前と思っていましたが、これは日本固有の状況だったことに気付き、それからは日本にいるときは、当たり前のようにこういった高いサービスを享受できることに感謝しながら日々を過ごしています。
日本では、どんな仕事に関わっている人でも、自分達に与えられた仕事に一生懸命取り組み、自分が提供できる最高のサービスを提供しようとします。これは、多くの外国人が日本に来て「素晴らしい!」と語る日本の文化です。もちろん過剰なサービスやコスト高といったデメリットもあるかもしれませんが、「自分の仕事に誇りを持って最高のサービスを提供しよう」という精神性は、世界に誇れる日本人の国民性であり、グローバル化がどんどん進んでも是非守り抜いてもらいたい日本の文化だと思っています。
アメリカ人もこういった日本人の国民性からもっと学んで欲しいものだと、今日もサンフランシスコの寒空で、なかなか来ないバスを待ちながら思っているところです…。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中