【田岡純一】ジャンゴのちょっといい話-ドクター的なアプローチでパフォーマンスと信頼関係が改善

今回は、ある電気部品メーカーさんでのコーチングのフォローアップ研修を実施した際の、受講生の成功事例をご紹介いたします。
この方は、新しい部署に異動し当時2ヶ月が経過したところで、チームマネジメント研修を受講されました。当時の悩みは、全く初対面の7名の部下と、どのように向き合って仕事を進めたらいいかが、わからないという内容でした。
研修の中で、行動を観察することの重要性、できればメモとり記録として残すことを薦めました。
そして彼はその内容を参考にアクションを考え出し、素晴らしい成果をあげたようです。
そのアクションとはドクター方式です。
メンバー全員にまずは問診票を配り記入をしてもらったそうです。
内容は
・自分が考える強み
・   〃  改善点
・キャリアビジョン
・上司に知っておいて欲しいことまたは要望
この内容をもとに個別面談実施
面談の内容は全て個人毎に用意されたカルテに記入
面談での話のポイントは
・問診票の記載内容について本人から語ってもらう
・強みに関しては、仕事に活かせているか、またより活かす方法はないかを話しあう
・本人の記載内容以外に上司からみた強みがあればそれを説明し追記する
・要改善点についてはその理由を聴く、さらに一番改善したい点は何かを尋ねる。そしてその理由を聴く
・一番改善したい点についての改善のサポートを申し出る
以上のような面談を実施することで、一人ひとりのメンバーへの理解が深まると同時に強みをより活かすことと、一番改善したい点へのサポートを実施できるようになりました。 またカルテには日頃の行動で観察されたことや、会話の内容も記録にとどめることでメンバーに対するより理解が一層深まり、より細かなサポートが実施できるようになりました。
3ヶ月続けた現在、メンバーとの信頼関係も深まったし、パフォーマンス改善、モチベーション向上につながったとの報告がありました。
この取り組みは他の受講生に強いインパクトを与え、今では受講生の多くがこの手法を取り入れ成果をあげているようです。
強みを把握したり、活かすことが大事ということは多くの皆さんが知識としては理解しているものの、なかなか具体的なアクションにはつながっていないケースが多いのではないでしょうか?
是非今回の事例も参考にしながら、皆さんもさらにメンバーを輝かせることをサポートしてみてはいかがでしょうか。