『勇気の経営』vol.30徐々に広がる善意の輪

この記事は、1993年に発行された『勇気の経営』の内容を編集・要約したものです。再編集の経緯はこちらをご覧下さい。
第3章ベン・アンド・ジェリー
第2節 徐々に広がる善意の輪
従業員数十人のコミュニティ・プロダクツだが、社会を改革するという善意に満ちた雄大な志は、多くの人々を動かす力を持つ。
大きな卸売業者には見向きもされなかったが、社会的責任を重視している中小の業者や非営利団体などが快く流通を引き受けた。また、広告をうつ費用はなかったが、マスコミ取材を良く受けるベンとジェイソン・クレイがキャンディーについてことあるごとに触れたことから知名度が徐々に広がり、話題になったことで販路も広がった。
電話サービスとクレジットカードの会社WAFSは、社会貢献に多くの寄付金を提供している会社だが、コミュニティ・プロダクツに資金援助している。そして株主であるベン、ベンの友人、WAFSの三者は配当金と株売却による利益を一切放棄しているのである。