☆『勇気の経営』vol.29 利益の60%が寄付へ

この記事は、1993年に発行された『勇気の経営』の内容を編集・要約したものです。再編集の経緯はこちらをご覧下さい。
第3章 ベン・アンド・ジェリー
第2節 利益の60%が寄付へ
コミュニティ・プロダクツの徹底した社会貢献重視の経営方針は利益の分配規則に表れている。税引き後の利益の
40%―熱帯雨林保護団体および環境保護関連プロジェクトに寄付
20%―1% for Peaceに寄付
10%―従業員のボーナス
30%―社内留保・次期投資分、
に使われる。
健全なるビジネスは、投資家への利益を約束しつつも人々を啓蒙し、社会問題の改善の力となりうることをベンはコミュニティ・プロダクトの成功をもって示そうとしている。利益の3割しか再投資できないため、生産能力増強の設備投資すらままならないが、ベンも従業員も会社の成長にさほど魅力を感じてはいない。あくまでも、従業員が幸せに働き、社会に貢献し、良い商品を作り出しいくかが、基本だからだ。