【田岡純一】ジャンゴのちょっといい話~今こそ、ワクワクする未来予想図を

今日は研修場面からのトピックではなく、今回の大震災と原発事故について、PFCのスタッフとランチを取りながら語りあった内容を少しご紹介したいと思います。
“今こそ、ワクワクする未来予想図を”
私は研修やワークショップといった形式で企業やチームのビジョン作りや浸透のサポートをときどき実施させていただきます。そしてビジョンを今まさに必要としているのが、震災と原発事故で大打撃を受けた奥州地区ではないでしょうか?
災害の後は応急処置はもちろん必要ですが、未来に向けた恒久的な処置も同時に必要です。日本政府もその為の青写真となる復興ビジョンを策定する「復興構想会議」を五百旗頭真議長(防衛大学校長)のもと議論をスタートさせました。
ただこのニュースを聞いた時、ファシリテーターとしての私にちょっとした懸念が生じました。
その懸念とは...
この会議名です。「復興構想会議」の復興とは
「一度衰えたものを再び盛んにする、あるいは 盛んになること」の意味をもった言葉で、言葉の使い方としては正しいと思う反面、従来の思考の枠を超えた、新たな地域社会を創造していくワクワク感が感じられないではという懸念です。
ドリカムの未来予想図のようなフレーズで、未来創造、創新といったような夢のあるイノベーティブな地域づくりのスタートを予言するようなフレーズを期待したいところです。
「言葉は世界を創る」と言われるように、言葉の使い方ひとつで新たな世界観が広がり、取り組む際の姿勢や思考に大きなインパクトを与えることが期待できます。
災害に強い街づくりにおいてモデルとなるのみならず、生活に必要な住宅、交通、エネルギー供給、通信設備といったハード面のインフラや、もともと地元の方々が持っていた強みでもある助け合うコミュニティーといったソフトウェアの再生、産業に関しても新たな農業、漁業のモデルの検討、エコロジービジネスの促進等々、オバマ大統領のグリーンルーズベルトのような未来の地域社会づくりに向かって皆がワクワクしながら取り組みたくなるようなビジョンの策定が、望まれます。
そのためには住民の方々が参加する、「皆が住みたくなる街創り」といったような委員会を立ちあげ、ビジョンをの創造、共有、実現のプロセスに様々な形で主体的に参加できる仕組みづくりも必要ではないでしょうか。
未来に向けた新しい街づくりの形を世界に向け発信する。それを日本中の一人ひとりが支援する。
お金のある人はお金を、専門的な分野での知恵がある人は知恵を、経験のある人は経験を体力に自信のある人はその力を、お互いが提供できるものを提供して全力でサポートしていきたいですね。
私も日本災害復興学会が東日本大震災に関する1049文字の提言を募集していたので、早速寄稿しようと思います。
がんばろう、日本!