ジャンゴのちょっといい話~成果につながる行動を習慣化せよ!

先日、ある小売業のエリアマネージャー(地区の営業責任者)のコーチング研修実施後のフォローアップセッションを行っていたときのことです。
コーチング研修後の3ヶ月間に実施したことの成果と新たな課題を共有しながら、意見交換をしておりました。多くの成功事例が共有された中のひとつをご紹介したいと思います。
その方は7名の店長を担当しており、その中の一人の店長から、「私の話は長い上に主旨が伝わらないと店舗スタッフからも、また本部スタッフからもよく指摘をされる。どうしたらいいでしょうか?」との相談を受けていたようです。
相談を受けた彼自身も、以前から気になっていたようで、研修で習ったようにまずはコーチとしてその店長の話し方を観察したところ、問題点に気づき早速フィードバックをしたそうです。
その店長さんは、脈絡のない話を話しをする傾向が強いので、最近の電話の会話の内容や面談時の話し方をそのままマネして聞かせて、どう感じたを質問したところ、本人も問題点に気づいたようです。その問題とは、電話した目的や要件を明確に伝えていないことでした。そこで彼はその店長と一緒に以下のアクションを2ケ月間徹底して実施したそうです。
“お互いに電話したときは、目的と要件を最初に述べること。”
いまではすっかり習慣化されたようで、店舗スタッフからも、店長の話しはわかりやすくなったとのコメントをもらい、話すことに自信もついてきたようです。
彼の成功事例の素晴らしい点は
(1)コーチとしてカガミの役割を演じ、描写的なフィードバックで気づきを促したこと
(2)部下に行動変化を求めるだけでなく、一緒に実践したこと
(3)行動が習慣化されるまでフォローしたこと
特に注目したいのは、(3)の行動が習慣化されるまでフォローしたことです。
人の成長の4段階の4段階に達するまでフォローしたことで、部下の方も自信をもち、同時に上司への信頼も深まっています。
<成長の4段階>
1段階:無意識無能(できないことにも気づいていない)
2段階:有意識有能(意識しているが、まだうまくできない)
3段階:有意識有能(意識していればうまくできる)
4段階:無意識無能(意識していなくてもできる)
あのドラッカーも“成し遂げる能力の本質は習慣的な力である“と指摘しています。
また“人間は習慣の束である”という言葉もあります。
公私ともに良い習慣を沢山身につけたいものですね。