PFCコンサルタント・ジャンゴの「ちょっといい話」~プロセス設計と個を活かすプロの会議手法

今日はセミナーからの気づきではなく、友人に勧められて読んだ本からの気づきを紹介したいと思います。
その本とは、今のお笑いブームの先駆者的存在でもある島田紳助と松本人志の共著である「哲学」です。(幻冬舎出版)
この書の中で、島田紳助氏は当時の漫才ブームのトップにいたB&Bの洋七さんにあこがれ漫才師になることを決意、その後彼の漫才を徹底的に研究したと語っています。
そして島田紳助氏が竜介とコンビを組んでデビューしたときに彼は、洋七さんに言われたそうです。
「ネタをパクるな!」と。
もちろん島田紳助氏はネタをそのまままねたわけではありません。
では島田紳助氏がB&Bの漫才からパクったものとは?
それは、洋七さんの「笑いのシステム」だったのです。
紳助氏は、B&Bの漫才をテープに録音し、その後紙に書き出して徹底的になぜ彼らの漫才がそんなにうけるのか?他の漫才と何が違うのか?を分析したそうです。そこで彼が見つけ出した、パターンにオリジナルのネタをのっけていったそうです。
「学ぶことは真似ることなり」と言われますが、まさに紳助氏は当時の最高の漫才師である洋七さんをモデリングすることで、天才のノウハウを学びとって活用したわけです。あらためて島田紳助氏の非凡な才能に感心させられます。
今でも多くの番組で司会進行を任せられて活躍されている紳助氏ですが、実はかなり計算された進行のプロセスをデザインされているようです。
我々も先人の多くの知恵から学んだり、身近にいる達人をモデリングしながら気づきや学びを得て、いい会議になるようにプロセスをデザインしたいですね。
また同時に紳助氏の凄いのが、多彩な参加者を場面に応じて見事に活かす即興力です。
これは、参加者の持ち味をよく理解していることと、その場の空気を読む力が求められます。
会議のファシリテーターも参加者の個性や能力、専門分野を把握した上で、会議の場面に
あった活かし方ができるようになるといいですよね。
今度テレビで名進行役と言われる、さんまさん、タモリさん、紳助さんなんかを分析しながらみてみてはいかがでしょうか。
※ジャンゴはPFCプロフェッショナル・アソシエイトの田岡純一です。